設立趣旨
大阪府では、平成20年現在、約60万戸の空き家が生じています。今後、人口・世帯が減少し、空き家が増加すると、大阪の活力や地域の安全性・防災性のさらなる低下が懸念されます。
これに対応するためには、既存住宅が適時・適切に維持管理やリフォーム・リノベーションがなされ、市場において適切に評価され、円滑に流通することが重要です。
また、団塊ジュニア世代やその次の世代が、これからライフスタイルや所得に合わせて、住まいを購入または借りようとする際、既存住宅が新築住宅に負けない魅力的な住まいと感じることができるようにするなど、既存住宅の質やイメージを向上させ、府民が安心して住める市場環境を整備することが必要です。
よってここに、既存住宅流通やリフォーム・リノベーションに関わる民間団体・事業者、公的団体によりフォーラムを立上げ、既存住宅の魅力化や市場の環境整備など、既存住宅流通・リフォーム・リノベーション市場の活性化を図り、府民の住生活の向上と、大阪の地域力や安全性の向上につながる取組みを進めていくため、「大阪の住まい活性化フォーラム」を設立するものです。
平成24年12月6日