大阪で住まいをリフォーム・リノベーションしてスマートに住もう(Osaka Housing Revitalization Forum)

平成29年度 大阪のまち魅力アップ リノベーションコンクール

平成29年度大阪のまち魅力アップ リノベーションコンクール

「平成29年度 大阪のまち魅力アップ リノベーションコンクール」審査結果

審査結果一覧 総評審査委員会各作品の講評、詳細コンクール概要

  • 総数26点の応募作品が寄せられ、審査委員会(委員長 木多道宏(大阪大学教授))による審査の結果、大阪の住まい活性化フォーラム会長賞1点、優秀賞2点、特別賞2点、合計5点が選定されました。
  • なお、次のとおり授賞式典を開催いたしますのでお知らせします。
  • 授賞式典では、審査委員・風谷 昌彦氏による講演『「まちづくりから見たリノベーション」中小企業診断士の視点から』や、受賞者によるプレゼンテーションによる空き家等を活用した優れたリノベーションの取組みをご紹介します。どなたでも参加いただけますので、是非ともご参加ください。

<授賞式典>
【日時】平成30年1月19日(金曜日) 10時00分から12時00分まで(受付開始9時30分)
【場所】ハグミュージアム/大阪ガスショールーム 5階ハグホール(大阪市西区千代崎3丁目南2番59号)
【参加費】無料
【対象】どなたでも参加いただけます。
【定員】100名(先着順・申し込み不要)
【申し込み】不要
【プログラム】
・表彰式
・受賞者によるプレゼンテーション
・審査委員長による作品講評
 (審査委員長 大阪大学 大学院 工学研究科 教授 木多 道宏 氏)
・審査委員による講演「まちづくりから見たリノベーション」中小企業診断士の視点から
 (審査委員 一般社団法人 大阪府中小企業診断協会 理事長 風谷 昌彦 氏)

審査結果一覧

各作品の講評・詳細はこちら

作品名及び設計者・施工者所在地
大阪の住まい活性化フォーラム会長賞作品名:環境にやさしい 古くて新しいビル・・・光 風かおるみどりの館
設計者:環境デザイン設計E. M. I . PROJECT
施工者:有限会社翌檜工房/京阪園芸株式会社
企画立案者:環境デザイン設計E. M. I . PROJECT
大阪市北区
優秀賞作品名:七海 旭通商店街活性化プロジェクト
設計者:ARCHIXXX眞野サトル建築デザイン室
施工者:M’s creation
吹田市
作品名:富田林じないまち・木くま館
設計者:一級建築士事務所 有限会社NEO GEO
施工者:株式会社アール・ワン
富田林市
特別賞作品名:#1104
設計者:丸山寛文建築設計事務所
施工者:丸山寛文建築設計事務所
大阪市北区
作品名:3D Wall-多機能家具の挿入によるライフスタイルの更新-
設計者:一級建築士事務所ROOTE
施工者:すまい家 TAKAMOKU工房
京都市左京区

※なお、大阪府知事賞については、審査の結果、「受賞作品なし」となりました。

総評

  • 当コンクールは、平成24年度より昨年度までの5回にわたり「大阪の住まい力アップ リフォーム・リノベーションコンクール」として実施されてきたが、今年度新たに「空家等の建築物のリノベーション」や「まちの魅力アップ」の観点を加え、コンクールのタイトルと趣旨を再編成して実施したものである。
  • 最終的に26件の応募をいただいた。これらの傾向をみると、一戸建てが最も多かったが、長屋建て、共同建ても一定数あった。リノベーション後の用途は、住宅のほか、オフィス、店舗併用住宅、保育園、集会施設、複合施設など多彩な作品が集まった。また、新たな構造システムの開発、持続的なセルフリノベーション、半壊状態の建物の再生など提案の幅が大きく有意義であった。
  • 審査は応募要件を満たす25件について行った。建物の意匠性や性能向上に加え、空家の利活用のプロセスや発生予防、まちへの貢献度の観点からも十分な検討を行った。有力な作品について、法令の遵守や構造の安全性等を詳細に検討した結果、幾つかの作品は選外となった。法的な検討や議論もしながら、まちを良くしていくことが当コンクールの意義の一つである。
  • 以上のプロセスを経て、受賞候補作品を5作品に絞り込んだ。一部については現地審査を行い、建物の外観や内部のディテールなどを確認した。また、住まい手の要望や設計者の提案、地域への貢献度などを把握した。その結果、大阪府知事賞は該当なしとし、大阪の住まい活性化フォーラム会長賞1点、優秀賞2点、特別賞2点を選定した。特別賞は評価項目のすべてがバランスされなくとも、何か秀でた点がある作品を選定した。
  • 各作品に対する講評は、別ページに掲載するが、それぞれの意義を予め以下に整理しておく。
  • 大阪の住まい活性化フォーラム会長賞を受賞した「環境にやさしい 古くて新しいビル・・・光 風かおるみどりの館」は、内外装の瀟洒なデザインや自然環境を取り入れた空間の居心地の良さが格別であるが、これらは地域社会に貢献し、人々をもてなしながら建物を生かし続けるというオーナーの首尾一貫した理念が体現されたものであり、応募作品の中で最優秀に値するものと判断した。
  • 優秀賞を受賞した「七海 旭通商店街活性化プロジェクト」は、35㎡以下の小規模な住宅が解体される傾向にある中で、これを店舗として生かした重要な事例である。駄菓子屋のような店がまちから消失する時代において、氷屋という用途は魅力的であり、子どもの預り所など地域の資源となる可能性も期待させる。同じく優秀賞の「富田林じないまち・木くま館」は、意匠性のある格子状の耐震壁を開発し、寺内町における伝統建築物の個性を生かしながら、新たなデザイン要素として一体的に組み込んでいる点が優れている。
  • 特別賞を受賞した「#1104」は、集合住宅の一住戸のリノベーション事例として意匠面で格別の評価を受けた。また、設計者が自らの家として選定したこの集合住宅は、敷地に通り抜け可能な路地的空間とピロティを擁し、玄関周りに引き込みの工夫があるなど、社会的な空間的資源に富んだ条件にあり、住戸内に実現された「1本の路地」が集合住宅の社会空間の再編成に寄与することが期待される。同じく特別賞を受賞した「3D Wall-多機能家具の挿入によるライフスタイルの更新-」は、「3D Wall」の意匠性や、ライフスタイルを転換させる設計の技術が評価されるとともに、多機能な家具状の壁を組み込むことにより、古くなった住宅を再生するモデルとしての重要性が認められた。
  • 本コンクールの狙いは、リノベーションによって空き家の有意義な利活用が実現し、まちの魅力が向上することをひろく府民にアピールすることにある。こうした取り組みが積み重ねられ、大阪のまちや住まいが一層魅力的なものとなっていくことを願いたい。応募いただいた設計者、施工者、建築主、企画立案者にこころより敬意を表する。

審査委員会

≪審査委員≫
【審査委員】(50音順)

  • 風谷 昌彦 氏((一社)大阪府中小企業診断協会 理事長)
  • 加茂 みどり 氏(大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所 主席研究員)
  • 木多 道宏 氏(大阪大学大学院 教授)〔審査委員長〕
  • 竹原 義二 氏(摂南大学 教授/無有建築工房 主宰)
  • 辻 裕樹 氏((株)匠設計 代表取締役)

【専門委員】

  • 下田 元毅 氏(大阪大学大学院 助教)


開催概要

 大阪府の空家等の数は年々増加しており、空家等の発生を予防することに加え、まちの活力や魅力をアップさせるために空家等を有効に利活用することが重要となってきています。
 本コンクールは、本フォーラムと大阪府との共催事業として、建築物のリノベーションの優秀な取組みを募り、今後の空家等対策のモデルとなるような、リノベーションがまちの活力や魅力アップに貢献している取組み等について表彰を行い、府民へ情報発信することを目的としています。
 また、大阪府内の事業者が実施した優秀な取組みについて普及・啓発を行うため、大阪府内の建築物のリノベーションの取組みに加えて、近隣1府4県(京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)内の建築物のリノベーションの取組みについても応募の対象としています。

※空家等:未利用又は低利用の状態に置かれている建築物をいいます。

≪案内チラシ≫

応募要項

募集締切ました!たくさんのご応募ありがとうございました!
≪応募要項≫

≪応募者の要件≫

  • リノベーション工事の設計者、施工者、建築主(施主)又は企画立案者。(連名での応募も可能です。)
  • ただし、設計者、施工者、企画立案者が応募する場合は、入賞した際に、作品の内容が一般に公開されることについて、必ず建築主の同意を得た上で、応募書類に建築主名を記入して下さい。
  • 建築主が応募する場合は、必ず設計者、施工者に応募する旨を伝え、応募書類に設計者、施工者の社名・担当者名等を記入して下さい。(設計者、施工者に依頼していない場合は、応募申込書の設計会社、施工会社の欄に建築主の名前を記入して下さい。)

≪応募対象≫
「大阪府内の建築物のリノベーション」又は「近隣1府4県(京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県)内の建築物のリノベーションで大阪府内に本社・本店を有する事業者が設計又は施工を行ったもの」で、下記の条件をすべて満たすものを対象とします。
 

  • 建築物の過去の用途が住宅(併用住宅を含む。以下同じ。)であったもの又はリノベーション後の用途が住宅であるもの。
  • 応募時点において、リノベーション工事が完了してから10年以内のもの。
  • 建築物の構造形式、建方形式、所有の有無は問いません。
  • 他のコンクール等に応募したものでも差し支えありません。ただし、平成24年度から平成28年度の「大阪の住まい力アップ リフォーム・リノベーションコンクール」の応募作品は応募できません。

≪応募方法・応募期間≫
作品ごとに次の提出書類①、②を郵送又は持参して下さい。

【提出書類】
①「応募申込書」(所定の事項を記入したもの)<A4用紙1枚>
②「作品応募用紙」(リノベーション前後の写真、図面を貼付し、所定の事項を記入したもの)<A3用紙3枚>

【応募期間】
平成29年9月29日(金)~平成29年11月24日(金)(当日消印有効)

≪審査方法≫
 審査は、下記の順序で行います。
【書類審査】
提出された書類により審査し、入賞候補作品を決定します。
【現地審査】
入賞候補作品については、審査委員が現地を直接訪問し、当該建築物の調査と応募者や利用者へのヒアリング等による確認を行った上で、受賞作品を決定する場合があります。(現地審査は平成29年12月21日(木)を予定しています。)

≪賞≫

  • 大阪府知事賞(1点以内)
    大阪府内の建築物で、総合的に特に優秀で、空家等の建築物のリノベーションを通じて、まちの賑わいの創出や地域コミュニティの形成など、まちの魅力アップに大いに貢献しており、府民に広く普及すべき内容のもの
  • 大阪の住まい活性化フォーラム会長賞(1点以内)
    総合的に特に優秀で、建築物のリノベーションを通じて、まちや住まいの魅力アップに貢献しているもの
  • 優秀賞(1点以内)
    総合的に優秀で、建築物のリノベーションを通じて、まちや住まいの魅力アップに貢献しているもの
  • 特別賞(2点以内)
    「審査基準」の(1)~(4)のいずれかの項目が特に優秀であるもの

≪応募作品の取り扱い≫

  • 提出された応募書類は返却いたしません。
  • 応募書類の使用権は、主催者である当フォーラムに帰属するものとします。
  • 入賞作品については、主催者である当フォーラムがホームページ、PR冊子等を通じて公表できるものとします。
  • その際、応募作品、タイトル、所在地(市区町村名)、応募者の氏名、応募者の勤務先(設計者・施工者・企画立案者の場合)は公表されます。 また、公表にあたり、応募書類データ等の提出(無償)が必要となりますので、予めご了承下さい。

≪入賞作品の公表について≫
入賞作品を掲載したPR冊子等を作成し、大阪府庁舎、各種イベント等で閲覧できるようにします。

≪主催≫
大阪府/大阪の住まい活性化フォーラム

審査基準

デザインに加え、以下の基準に基づき審査を行ないます。ただし、(6)及び(7)は、大阪府知事賞の審査にのみ適用します。
(1)リノベーションの取組みが実現されるに至るプロセスに、空家等の利活用や空家等の発生予防など、今後の空家等対策のモデルとなるような新しい発想や工夫が盛り込まれているもの
(2)リノベーションの取組みにより建築物の性能向上が総合的に図られ、建築物を長期にわたり良好な状態で使用することに配慮されているもの
(3)地域における現在又は将来の課題・ニーズについての解決に向けた提案や、地域のまちづくりとの調和や持続的に地域に貢献する工夫が盛り込まれているもの
(4)地域のリノベーション(リノベーションまちづくり)を先導する事例となっているもの
(5)取組み内容とその費用(工事費)が適切であるもの
(6)大阪らしい街並みや景観の形成、大阪特有のまちの課題に対する提案などが意図されているもの※1
(7)大阪らしいまちの賑わいの創出や地域コミュニティの形成などが意図されているもの※2

※1 長屋など伝統的な様式の保存・復元、周辺の街並みとの調和、ニュータウンや密集市街地の再生など大阪特有の課題に対する提案など、大阪らしいデザインや工夫が認められるもの。
※2 大阪らしいまちの賑わいの創出や地域コミュニティの形成、利便性向上などまちの魅力向上に資するもの。

よくある質問

Q1 空家等ではない建築物のリノベーション事例でも応募できますか?
A1 応募できます。

Q2 設計者も施工者も大阪府以外の都道府県に本社・本店がある業者なのですが、大阪府内に立地する建築物のリノベーション事例であれば、応募できますか?
A2 大阪府内に立地する建築物であれば応募できます。(設計者・施工者が府内業者か否かは問いません。)

Q3 リノベーション後の用途が住宅であれば、リノベーション前の用途に関わらず応募できますか?
A3 応募できます。リノベーション後の用途が住宅であれば、リノベーション前の用途は問いません。

Q4 1つの建物で別々の工事をした場合、複数の応募はできますか。
A4 原則として、1つの建物につき複数作品の応募はできません。ただし、リノベーションの時期が異なる場合や、別の事業者に工事を発注した場合など、別々のリノベーション工事であると明らかに判断されるものについては、それぞれ作品の応募が可能です。それぞれの応募作品につき、作品応募用紙、応募申込書を作成してください。

Q5 近隣1府4県の建築物の応募ですが、A3の応募用紙3枚目の項目⑥と⑦は記載する必要がありますか?
A5 近隣1府4県の建築物の場合、項目⑥と⑦の記載の必要はありません。

Q6 使用したい写真や図面が大きいので、応募用紙のレイアウトを変更してもよいですか。
A6 できません。応募用紙のレイアウト形状は変更しないでください。ただし、「作品応募用紙」の3枚目のみ、レイアウト形状を変更していただいても結構です。

Q7 写真には写した場所やコメントを記載する必要がありますか。
A7 写真に番号等を付し、平面図上でどの部分(方向)を写したものかわかるよう記載してください。簡単な説明を記載するかは自由です。

Q8 写真に撮影者名を記載してよろしいですか。
A8 写真データ等の使用については、撮影者の同意を得ておいていただき、写真使用時に撮影者名の明記(クレジット)が必要な場合は、応募用紙にクレジットを記入の上、応募してください。

powered by Quick Homepage Maker 4.9
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional